私の禁煙治療体験を紹介。禁煙外来治療の開始〜実践まで
あなたも健康のために禁煙を考えてみませんか?
禁煙外来治療の開始〜実践まで
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チャンピックスによる禁煙外来治療を決断!
すぐ禁煙jp
筆者が禁煙外来治療をするようになった経緯ですが、「禁煙ガム」による禁煙治療はしたくなかったのですが、たまたまインターネットでファイザー製薬の「
すぐ禁煙jp
」です。
そして、「あぶない刑事」「西部警察」で活躍されていた大好きな「舘ひろし」様が、禁煙チャレンジしている映像を全てみて「
これしかない!
」と、「チャンピックス(禁煙補助薬)」による禁煙治療をすることにしました。
チャンピックス(商品名、一般名はバレニクリン)は脳内のニコチン受容体に拮抗する作用があり、12週間継続して服用した患者において実に92.6%の禁煙成功率を誇る人気の薬です。ですからパッチやガムのようにニコチンは含まれていないので、安心して治療を進めていけそうです。
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治療できる医院を探そう!
筆者は地方都市在住のため、東京都内とは違って「チャンピックス(禁煙補助薬)治療」を取り扱っている医院は限られます。
ファイザー製薬の
すぐ禁煙jp
サイトに、「取り扱い病院を探す」というのを見ていました。
そうしましたら、糖尿病や生活習慣病がメインの医院なんですが、小児にも大変人気のある医院が取り扱っていることが判明。
それも、風邪や貧血などや予防接種などで、
我が家の子供が通っている病院
なんです。
電話して確認しましたら、禁煙外来治療を取り扱っているということです。予約を入れ来院となりました。
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受診して説明を受けました
インターネットで、大方の内容は見ていましたが、実際に医院に出向いてのカウンセリングは緊張しました。
すぐ禁煙jp
実際の治療のながれは上表のように進んでいきます。なお、健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5〜7回(医院によって異なります)の診察を受けることになります。
なお、健康保険適用条件は下記の通りです。これを満たしていないと自費になってしまいます…
@ニコチン依存を診断するテストで5点以上
A1日の平均喫煙本数×喫煙年数=200以上
B1ヶ月以内に喫煙を始めたいと思っている
C喫煙治療を受けることに文章で同意している
Cにあるように「禁煙誓約書」を書いて出します。
なお、前回の禁煙治療から1年経過している必要があります。1回失敗している人も1年間は自由診療となり保険が適用されませんので注意が必要です。
最初に、禁煙治療前の状態で息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)の濃度を測定検査してから4週間ごとに来院して、測定検査とカウンセリングを受けます。
禁煙治療と言っても、身体が悪いわけではないので器具などを使う治療はありません。ひたすら禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けます。
処方されるチャンピックス(禁煙補助薬)は、基本的に「朝晩の2回」服用するようになります。
最初の2週間分が写真のような1週間までが服用する量が0.5mg(1回)と半分の軽め?の「スターターキット」で、2週目以降は1mg(1回)を服用していきます。
また治療を開始してから3日目までは「薬に慣れる」ということで、1日1回0.5mgの服用となっています。
「本当にこれで禁煙が成功するのだろうか?」という疑問もありましたが、始めることにしました(
続きは次のページ
)。
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タバコを吸いながら禁煙治療ができる?
舘様の映像でも先生が説明しているんですが、チャンピックス(禁煙補助薬)治療は、最初のうちには「タバコをすぐ止めなくても良い」んです。
「それって禁煙にならないじゃないか…」と言われるかもしれませんが、実際に服用を始めると、「
タバコがとても不味く感じられるようになる
」んです。
これ実際に体験した人でないと解らないと思いますが、1本吸ったとしましょう。
いままでは大体がタバコが入っている巻き部分残り4センチ程度まで吸っていたのですが、1服目で「気持ち悪〜」となります。
チャンピックスは、「タバコを吸いたい」という精神的な欲求を一時的に遮断させていきます。
服用することで、タバコに含まれている「ニコチン」は身体に不必要だと言う欲求を脳に記憶させていきます。
自分的には「もうタバコは辞めたい」ということと、ニコチン摂取なく止められるということで、良い治療法と感じました。
薬局に行くと、舘様のポスターがデカデカと貼ってあるし。「そのポスターほしいです」と行ったら断られましたが…
「お医者さんと禁煙すれば、楽に禁煙することができます」というキャッチコピー、いまでも間違ってないと自信を持って言えますね。
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チャンピックスの基本情報を知っておきましょう!
今まで禁煙治療にはニコチンの含まれる代替え品が多く利用されてきました。しかしチャンピックスはニコチンを含まない、今までのものとは全く異なる飲み薬です。禁煙外来治療を受診した場合、医師の指導のもと処方されることもある禁煙治療の薬とされています。
チャンピックスは、タバコを吸った時に「美味しい」と感じ難くさせる働きがあります。タバコからニコチン受容体と呼ばれる脳の部分に反応して、脳から快楽物質ドーパミンという伝達物質が分泌されるのです。これをチャンピックスを服用することで、ニコチンは接種していないのに、脳には「ニコチン接種しましたからご安心を!」とチャンピックスが伝え(要はダマし効果)、これを続けることで禁煙が進むということです(人によって効果は変わってきますが)。
このように、チャンピックスはニコチンを含まない経口禁煙補助薬でドーパミンの分泌を促してくれる働きがあり、禁煙によるニコチン切れのイライラ感などを感じにくくしてくれます。
一般的な禁煙では、ニコチンを接種しなくなったためにドーパミンが一時的に出なくなり、精神的なイライラ感や焦燥感が出るようなこともなく治療を進めていけます。
私が治療を始めたころは、まだインターネットでの薬剤の販売は完全に禁止されていましたが、現在はインターネットサイトでも直接チャンピックスを最初からフル(12週分など)に購入できて、自己責任のもとで禁煙も可能になったようですね。
確かに、医院に行くよりは安く済みますが、何かあったら大変です。
きちんとした医院でカウンセリングを受けながらの禁煙外来治療をお勧めします。
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